株式会社タチエス 採用サイト

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Design

僕の設計人生は、
まだ始まったばかり。

  • 諸橋 拓哉Morohashi Takuya
  • 製品開発部 第一開発課
    2017年入社

設計職の仕事

まずはお客様から、シートに求めるスペックが記載された発注書が届きます。安全性、座り心地の良さ、デザインの美しさなど、クリアしなければならない課題がたくさん。車種が変われば、シートだって同じものは2つとありません。毎回頭を悩ませ、技術を尽くしてオーダーに応えます。また、営業担当とともにお客様のもとへ出向いて細かなご要望を引き出し、詳細を打ち合わせていくのも設計職の役割。プロジェクト全体をまとめる、技術チームの屋台骨です。

自信がなかった技術職。

父が自動車関連の仕事をしていたこともあり、小さい頃からクルマ好き。父や弟と、ドライブ中にすれ違うクルマの車種を当てるゲームをしたり、レースやモーターショーにもよく連れて行ってもらいましたね。就活の際には自動車業界を志望し、いくつかの企業から内定をいただくことができました。タチエスは技術職で内定が出ていたんですが、正直不安でいっぱいで。というのも、僕は理系科目があまり得意ではないんです…。他には営業職採用の企業もあったので、とても迷いました。そこでタチエスの人事担当者に連絡をして、技術職の先輩社員とお話させていただく場を設けてもらったんです。その方は、仕事内容や働き方のことなど赤裸々に教えてくれて。「むしろ営業の方が向いてないんじゃない?(笑)」なんて冗談も交えて背中を押してくれたので、「よし、やってみるか!」と心が決まりました。

シートには可能性がある。
僕にも…あるはず。

「自動車には様々な部品があるのに、その中でもなぜシートなの?」そう聞かれることもたまにあります。自然な疑問なのかもしれません。だけど、僕はこう思う。クルマの自動化が進めば、ハンドルやライト、他にも色んな部品がなくなるかもしれない。でも、人がクルマに乗る限り、シートはなくなりません。実はとても将来性のある部品なんです。…と、偉そうなことを言ってますが、やっぱり理系科目が苦手なのに設計職って、苦労しますね(笑)。「大学のとき、製図の授業をもっと真面目に受けてればよかったなー」なんて後悔していても仕方ないので、必要な知識は学び直すしかない。周りの先輩は何でも教えてくれるし、会社が通信教育の補助もしてくれる。環境としてはすごく恵まれているのだから、あとは僕の頑張り次第です。

見えてきた!設計の面白さ。

設計部に配属されてからは、実務と勉強を行ったり来たり、とても忙しい日々を過ごしています。でも、知識や経験が増えると、任せてもらえる仕事もどんどん増えていくのが嬉しい。最初の頃は先輩の打ち合わせに同行したり、耐久試験の結果を踏まえた設計図の修正を先輩へ伝令したりと、サポート業務だけでもいっぱいいっぱいだった。それが最近では、小さなパーツの設計から少しずつ任せてもらえるようになってきたんです。この前は、シートの中の小さなバネの設計を僕が担当しました。試行錯誤して製図し、工場に送ったデータが、実物になって戻ってくる。これがたまらない。「バネ一つでこんなに嬉しいんだったら、シート全体だとどうなっちゃうんだろう」と、夢は膨らみます。とはいえ、まだまだ道のりは長い!コツコツと勉強あるのみですね。