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Factory

考え続ける
工場であれ。

  • 高田 智行Takada Tomoyuki
  • 武蔵工場 工場長
    1989年入社

工場職の仕事

完成車メーカーから発注を受けたら、シートをいつまでにいくつ製造するか、まずは生産計画を立てます。また、生産のためにはどの材料がどれだけ必要か、在庫と照らし合わせて材料計画も立案し、材料メーカーへ連絡。シートが完成したら入念に検査を行い、納品の準備をしてお客様の元へ出荷。工場の仕事はたくさんの工程で成り立っていて、働く人もたくさん。各工程のスペシャリストが協力し、巨大なチームとなって、シートが生産されています。

工場のプライドを見せよう。

工場と聞くと、単純作業ばかりのイメージを持たれるかもしれません。もちろん、決められた工程を正確にこなすことも大切な役割ではある。けれど、生産技術が組み上げた設備で、機械的に生産を行うだけの場所かというと、そんなことはありません。「もっと効率よく、精密に、安全に生産できないか?」ということを常に考え、改善を重ねていくのが良い工場だと思います。実際に成果を上げた例として、出荷工程の作業を激減させたプロジェクトがありました。実施したのは、完成車メーカーでの生産の都合に合わせて、納品が必要な順番に製品をつくるというもの。そのためには設備の移動や人員配置の再検討が必要でしたが、工場の全員が協力してやり遂げました。一度でき上がった仕組みを疑い、改善するのは根気がいる。でも、それが工場の、そして一人のつくり手としてのプライドであり、タチエス流だと思うんです。

目指すのは、
みんなのための工場長。

私が工場長を務める武蔵工場では、400人近い人が働いています。高校を卒業したばかりの若い子もたくさんいます。最近の若者は積極性に欠けるなんて言われたりもするけど、ここにいるのは気のいい子ばかり。「お給料は何に使うの?」と聞くと、「やっぱクルマですねー」と、嬉しそうに愛車の話をしてくれるんですよ。みんな働いているときは真面目だけど、休憩時間は年次に関係なく他愛もない話で盛り上がったりして、本当にいい仲間、いいチームにだなと思います。私の今の楽しみは、そんな仲間たちに、毎朝の朝礼でいい報告ができること。「うちの生産体制がお客さんから褒められたぞ!」とか、「この前つくったシートが賞を獲ったぞ!」とか。やっぱり嬉しいことがあると士気も上がる。みんなの努力が結実するようにサポートすることが、工場長としてのやりがいの一つになっています。

考え続けると、
いいことがある。

今の目標は、全6工場で競う『最優秀職場賞』を受賞すること。実は2連覇がかかっていて、前回はいただいた賞金で、みんなでBBQをしました。しかし、他の工場だって頑張っている。受賞するためには、全員が思考停止せずに「より良いモノづくりのために工場に何ができるか」を考え、発信していくことが大事です。提案は誰がしたっていいんです。1年目だろうと関係ない。どんな意見も大切に、すべての声に耳を傾けたいと思っています。だからもし一緒に働くことができたら、どんどん意見してほしい。頑張れば頑張った分だけ、ご褒美もたくさんある仕事ですよ。誰かから褒められることもそうだし、私は何十年も勤めた今でも、苦労してつくったシートを街やディーラーで見かけると嬉しくなる。それに、苦楽をともにした仲間とのBBQも格別ですしね。